園長挨拶
園長挨拶
昭和29年4月の創立以来、戦後の復興とともに歩んできた伝統ある幼稚園です。
熊本城や県立美術館、熊本博物館に囲まれ、文豪夏目漱石内坪井旧居に隣接するなど、静寂な文教地に位置し、恵まれた保育環境の中にあります。また、保護者や地域の皆様などによります後援会活動におきましても、常に温かく見守っていただき、積極的にご支援いただくなど、地域に根ざした幼稚園です。
本園の教育理念は、‟遊び”を通して、「こころ」と「からだ」を育むことです。
本園は、園舎の老朽化に伴い耐震補強工事・園庭拡張・職員室、会議室(2階建て)の増築工事を行い、令和3年2月に完成いたし、安心安全な施設に生まれ変わりました。
園庭には、木イチゴや杏が実をつけ、拡張した園庭には、また新たにたくさんの木の実を育て始めました。また、おやぢの会のご協力で新しく赤土山が出来あがり、水を運んで、泥んこ遊びや泥団子づくりがいつでもできます。頭から足の先まで泥んこになる子どもたちの笑顔いっぱいの表情や生き生きとしたその姿は、本来の子どもの像です。 室内活動では、絵本の読み聞かせやものづくり遊び、伝承遊びなどにも取り組み、さくら さくらんぼのリズム運動も取り入れるなど、子どもの全身の機能や感覚を豊かに発達させることで、多くの可能性を引き出そうとする保育活動を展開しています。この他、全園児で行う園外保育では、年長児が年少児の手を引いて出かけ、遊んでいます。ともに広い公園を駆け回り、坂すべりをしたり、季節の植物に触れたりすることを通して、思いやりの心や自然を愛する心を育てています。このように本園では、こどもが面白い、楽しいと思う活動を通して、考える力やコミュニケーション力、他者と折り合いしながら共生していく力を育てることを大切にしています。